DL♥︎マスクの奥の。

俯く私。

キュッと目を瞑ると、ポタリとその雫が握りしめた手の甲に落ちた。



「はぁ…」



?!

その途端、耳に届いた先生の溜息。

それが原因となり、更に涙が込み上げる。


き、嫌われちゃった…



「ご、ごめんなさい。わ、忘れてください。」



もう、ここには来れない。。


この場所から、

先生のそばから、すぐにでも離れたくて

立ち上がろうと体を動かした。





「…もう、我慢できない。」

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