桃の花を溺れるほどに愛してる
「桃花ちゃん、どうしたの?元気ないね?」
榊先輩、アンタのせいだよ!……って、榊先輩に悪気はないんだし、責めたってしょうがないよねー。
「なんでもないです。屋上、行きましょう?」
このままここにいたら私の精神面が粉々に玉砕するっ!はやくこの場を去りたい……っ!
「わわっ!桃花ちゃんっ?!」
私は榊先輩の袖を引っ張り、半ば強引にこの場を去り、だれもいない屋上へと向かった。
「そんなに俺と2人きりになりたかったの?」
「は?」
思わず素の声が出た。
いやいやいや、2人きりになりたかったわけじゃ……ん?榊先輩とは大事な話をしたかったし、2人きりになりたかったと言えばなりたかったの……か、な?
「……まぁ、大事な話がありますしね」
「あっ、メールで言ってたね」
「はい」
私は1度、大きく深呼吸をしたのち、思い切って言った。
「榊先輩。私、やっぱり榊先輩とは付き合えません」
春人と出会ってしまったから。春人のことを、好きになってしまったから。
榊先輩、アンタのせいだよ!……って、榊先輩に悪気はないんだし、責めたってしょうがないよねー。
「なんでもないです。屋上、行きましょう?」
このままここにいたら私の精神面が粉々に玉砕するっ!はやくこの場を去りたい……っ!
「わわっ!桃花ちゃんっ?!」
私は榊先輩の袖を引っ張り、半ば強引にこの場を去り、だれもいない屋上へと向かった。
「そんなに俺と2人きりになりたかったの?」
「は?」
思わず素の声が出た。
いやいやいや、2人きりになりたかったわけじゃ……ん?榊先輩とは大事な話をしたかったし、2人きりになりたかったと言えばなりたかったの……か、な?
「……まぁ、大事な話がありますしね」
「あっ、メールで言ってたね」
「はい」
私は1度、大きく深呼吸をしたのち、思い切って言った。
「榊先輩。私、やっぱり榊先輩とは付き合えません」
春人と出会ってしまったから。春人のことを、好きになってしまったから。