桃の花を溺れるほどに愛してる
 まぁ、アレは噂なわけだし、やっぱり噂なんてあてにならないんだろうなぁ。


「で、アンタはここで何してたの?昼寝?」

「サボり♪」


 自分の発言に抵抗がないのか、さらりと笑顔で言い退ける聖くんに、私は思わずむせた。


「センパイ、大丈夫?」

「アンタがサボりって言ったからでしょうがっ!」


 京子の言っていた噂……少しは当たっているところもあるのか?


「えー?別にサボったっていいだろ?授業、つまんないんだし」


 つまらない……って、アンタねぇ、それじゃあ何をしに学校に来ているワケ?ただの暇潰し?


「……ケンカとか、強いの?」


 ちょっとした好奇心で聞いてみた。噂を確かめようっていうんじゃないけど、やっぱり……ちょっと、気になるから。

 もしも日常的にケンカをしているのなら、やめてほしいな。自分の身体は大切にしてほしいから……。


「ケンカ?さぁ?自分じゃよく分からない」

「……そっか。そうだよね」

「んー、負けたことはないけど」

「それって……!」


 学校1かは分からないけど、強いっていうことには変わりないじゃん!
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