【短】「さようなら」愛しのキミに
あとがき
名もない2人の別れを描いた話です。
初めての短編でしたが、どうだったでしょうか?
あまりよくできた作品ではないですが、
突然書いてみたくなり、気づけば文字を打ち付けていました。
きっと人には、出会いがあり、終わりが来る時もある。
そんな辛い心境の中で、前を向いていけたらなと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
妃芽乃
2014.2.26
< 8 / 8 >
この作家の他の作品
表紙を見る
旧家・菊ノ宮家
そこには
壊れ物を扱うかのように大切に
大切に育てられた
人形のような見目麗しき
一人の少女がいた。
* * * *
-感情の欠落した無垢な少女-
菊ノ宮雛李(キクノミヤ ヒナリ)
「貴方に私の何が分かるというのです」
×
-雛李に献身的な優しい少年-
桜木真也(サクラギ シンヤ)
「俺がお前を連れ出すよ」
* * *
つまらぬもので埋め尽くされた世界。
息の詰まる箱庭という名の囲いの中。
ずっとずっと
何も出来ずにいたけれど
とある出会いで、
歯車は静かに狂い出す。
突然にも現れたのは
透き通るような金髪と
それは綺麗な瞳を持つ
心優しい 一人の少年でした。
*****
完結作品の改訂版となります。
全体の大幅な変更はありませんが、
多忙のため更新が遅れがちです。
*****
表紙を見る
『東明高等学園』
全寮制であるこの学校は
今年から共学となった元男子校。
けれど…
女子の入学者数はたったの一人でした。
*・*・*・*・*
《不思議系のんびり少女》
※何事もお菓子で釣れます
柳瀬天音
-やなぎせ あまね- (高1)
「山椒……美味しいよ」
《理性的で苦労性なまとめ役》
※面倒ごとは微笑みでかわします
観下聖
-みした ひじり- (高3)
「もう妹なんて呼べないな」
《超無口でどこでも寝れる優男》
※とにかく慈愛に満ちてます
久遠空
-くおん そら- (高1)
「天音は…特別、だから…」
《裏あり甘え上手の可愛い子》
※愛嬌ばかり振り撒きます
穂崎琉羽
-ほさき るう- (高1)
「覚悟しててよ。ね、天音」
《女嫌いの時々理不尽な常識人》
※素直になれないだけです
紫月楓斗
-しづき ふうと-(高2)
「お前のことは嫌いじゃねーよ」
《関西弁の学園切っての問題児》
※ただただ煩い残念なイケメンです
夏目光邦
-なつめ みつくに- (高2)
「奪われたくないって思っとる」
*・*・*・*・*
特別寮のSクラス。
そこに住まう5人の王子とお姫様。
毎日が……波乱の予感…?
***
以前公開していた本編の改訂版です。
大幅な変更はありませんが、一部修正しています。
※本編完結してないので続編は非公開にしました。
表紙を見る
* *
ここは 誰にも邪魔できない
2人きりの世界
* *
『ここはどこ?』
答えのない問いを投げかけた私を
待っていたのは
「眼は覚めた?僕の姫様」
純白を背景に 異色を放ち
微笑を浮かべる優雅な少年
貴方はだれ?
私はどうしてここにいるの?
何が目的で閉じ込めるの?
「先の見えない秘密は何より甘美で魅惑的。
だから内緒。そう、内緒だよ…」
歪な2人生活が始まった
* * *
閉じ込められた少女
アリサ
×
扇情的な微笑み少年
シュウ
* * *
“秘密”の裏に精巧に隠された
それはウソ
彼が隠蔽したのは
何よりも誰よりも 残酷で優しい
そんなウソ
愛してはいけないのに
愛しくて
愛したいはずなのに
愛したくない
相反する想いは混じり合い
求めるほどに溺れてく
戻れないくらいに抱きしめて
触れて キスをして
叶わないなんて言わないで
—手を伸ばせない理由はなあに?—
少女の大切
少年の偽り
真に囚われたのは一体どちら?
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…

