Doll‥ ~愛を知るとき


ハンバーグを焼いている間に、ポテトサラダを作った。

「愛翔、待てって!パジャマ着てからやろ!」

そんな声が聴こえて、少しすると、頬を紅潮させた愛翔がパジャマ姿でキッチンにやって来た。

「ママ、じゅーちゅ!」

「ん?ジュース?」

「うん!」

あたしを見上げて、愛翔がニッコリ笑う。

その愛くるしい顔に笑みを返して、冷蔵庫から幼児用のリンゴジュースを取り出した。

そして、ストローを挿し、愛翔に手渡した。

「ありがとぉ。」

「もうすぐ、ごはん出来るからね。」

「うん!」

笑顔で頷いて、愛翔は おいしそうにジュースを飲んだ。


 
< 165 / 666 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop