Doll‥ ~愛を知るとき


予想外の出来事に心臓が跳ね上がった。

帰宅は夜になると言っていたはずなのに、浩也が帰って来た。


「ただいま。」

「おかえり‥なさい‥。」

「なに?どっか行くんか?」

「あ‥、愛翔と散歩に‥。」


動揺が顔に出ていないかと、不安になる。

記憶が戻ったことは、まだ知られてはいけない。


「そっか、俺も行くわ。」

浩也は微笑むと、脱いだばかりの靴を履いた。


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