Doll‥ ~愛を知るとき


芝生に座り込んで、あたしは笑っていた。

「ねぇ、もしあのままだったら大変だったよね。樹の‥見られちゃってたよね?」


樹は、ちょっぴりスネてる。

その表情もすき。

あたしは、また笑った。


「愛波、しつこいな。」

「だって、おかしいもん♪」


子どもみたいな表情。

膨れっ面になった樹が、あたしを抱きしめた。

彼の腕の中、まだ笑いの止まらないあたし。


「悪い子には、お仕置きだな♪」

「え?やだ!」


樹は、あたしをくすぐった。


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