Doll‥ ~愛を知るとき
シャワーを済ませ部屋に戻り、ベッドの中で話していた。
狭いシングルベッドで、樹は腕枕をしてくれた。
いつか海の側でフードカフェを経営するのが夢。
樹は、その夢を楽しそうに語った。
「ステキだね。」
「だろ?そん時は、愛波も手伝ってくれよな。」
「いいの?あたし、お店に行っても。」
「当たり前じゃん。これからは、ずっと一緒なんだからさ。」
「嬉しい。ありがと。」
特別なのは変わらない。
触れてはいけないものに触れている、そんな怖さは消えないけど。
それでも、樹と一緒にいたい。
そう思っていたはずなのに‥。