Doll‥ ~愛を知るとき


浩也も「実家は居心地がいい。」と言って、 あたし達と一緒に寝泊りしていた。

息子が可愛くて仕方ない。

そんな表情で愛翔を抱っこしたり、あやしたり‥。

だけど、彼は愛翔がいる部屋でもタバコを喫う。

そのことが、あたしには不満だった。


「ね、あーくんの傍で喫うのは、やめて欲しいの。」

何度 頼んでも聞き入れてくれない。

「うっさいなぁ!愛翔の名前決める時に、他は何でも我慢するって約束したんちゃうんか!」

そんな無茶なことを言って、怒鳴り散らして部屋を出て行く。


「あなたがしっかりしていないから、浩也は、いつまで経っても あんななのよ。」

義母と浩也の横柄な態度がストレスになっていた。

三週間と経たないうちに、母乳が出なくなった。


 
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