Doll‥ ~愛を知るとき
部屋に籠もって愛翔を怒鳴り続けている浩也のことを、義母に打ち明けた。
「 異常だと‥思うんです。助けてください。」
あたしは、泣きながら訴えた。
「ちょっと待ってね。」
義母は呆れたような声で応えると、義父に電話を代わった。
義父とは、あまり会話をしたことが無い。
だけど、分かって貰えそうな気がした。
これまでも、義父は義母のような意地悪な態度を、あたしに見せることは無かった。
だから、きっと助けてくれる。
そう思った。
なのに
「頭が異常なんはアンタや!浩也のことを悪く言うな!アンタが不甲斐ないから、そんなことになっとるんや!」
電話口で義父は怒鳴ると、一方的に電話を切った。