Doll‥ ~愛を知るとき


義父の心無い対応に、酷くショックを受けた。

誰も分かってくれない。

分かって貰おうと思うこと自体、間違いなのかもしれない。


あたしが異常だから‥。

あたしが可笑しいから‥。

だから、何もかもが上手く運ばない。


─ あたしが母親失格だから‥


もう、何も知らない。

もう、何も要らない。

気付けば、無意識に唸っていた。

床にしゃがみ込んで頭を抱え、髪を掻きむしり、まるで動物みたいに唸っていた。


─ こんな出口の無い袋小路‥

  もう、イヤだ‥

  助けてよ!!!


「ママァ!ママァ!うぁ"ー!」

悲痛な叫び声で、愛翔があたしを呼んだ。


 
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