Doll‥ ~愛を知るとき
家の中でも、浩也の態度は少しずつ元に戻っていた。
まるで家政婦みたいに、アレコレと命令されている。
以前と同じ、愛翔に対する態度も日に日に厳しくなっていた。
愛翔が甘えて、彼の膝に座ろうとすると
「パパはテレビ見てるやろ!どけッ!」
そんな風に怒鳴って、愛翔を振り払う。
ビックリした愛翔が泣けば
「うるさいから泣き止ませろ!」
そう言って、あたしを怒鳴る。
時折、体を求めて来るけど自己中心的なもの。
kissなんてしない。
ただ、彼の欲求を満たすだけ。
その行為に、愛なんて感じなかった。