Doll‥ ~愛を知るとき


リモコンで操縦されたロボット。

浩也の言いなりになっている。


「愛してる。」

あたしを抱く時、彼は、また その言葉を口にするようになった。

でも、浩也が愛しているのは、あたしじゃなく彼自身。

歪んだ愛に恋の感情は芽生えない。

kissをされるのが嫌だった。

肌に触れられることが嫌だった。

全く無反応でいれば、機嫌を壊した彼は愛翔に会わせてくれなくなる。

感じているふりをして屈辱を胸に、演技をしている自分が嫌でたまらなかった。


 
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