Doll‥ ~愛を知るとき
従業員募集の広告で、朝美さんが空けた穴は埋まったけど、あたしの勤務時間は五時まで。
それは、変わらなかった。
お店から、浩也の実家は近い。
お店を挟んだ彼の実家と反対側に、寮として使用しているアパートがある。
仕事を終えたあと、アパートの側の公園に寄ることが日課になった。
もしかしたら、義母に連れられて愛翔が遊びに来るかもしれない‥
そんな偶然を期待していた。
子どもの成長は、早い。
週に一度会うたびに、愛翔が成長しているように感じて、毎日一緒にいられないことが とても苦しかった。