Doll‥ ~愛を知るとき
そのあとも何件かショップを回って、服を買って貰った。
どれも自分の好みで選べることが嬉しかった。
ランジェリーショップにいる間、樹は恥ずかしいからと、お店の外で待っていた。
靴を買い、歯ブラシや基礎化粧品も買って、帰る頃には沢山の荷物になっていた。
「樹、ありがと。」
「足りない物が出て来たら また買えばいいし、ちゃんと言えよ。」
「うん♪」
地下駐車場を出ると、外は暗くなっていた。
雨は、まだ降り続けたまま。
樹は、彼の住居に向かって車を走らせた。