Doll‥ ~愛を知るとき
シングルベッドの上で、寄り添って話していた。
樹に腕枕されて、とても緊張していたけど‥。
「あたしね、ずっと、ロボットみたいな生活してた。でも‥、もう、あの生活に戻らなくてもいいんだよね?」
そう訊いたあたしを、樹はギュッと抱きしめた。
「大丈夫だよ。もう二度とロボットなんかになんなくていい。」
抱きしめられた腕の中で DOKIDOKIを感じてる。
同時に、切なさも感じてる。
このまま、朝が来なければいい‥
ずっと、夢の中にいたい‥
── 樹を感じていたいよ‥
明日になれば、樹は浩也と話し合う。
もし、浩也を説き伏せることが出来ずに連れ戻されたら‥。
考えると、とても怖かった。