Doll‥ ~愛を知るとき
「ね、樹‥。」
「ん?」
「あたし、お人形になりたいな‥。」
「人形?どうして?」
「だって、ロボットは こき使われるけど、人形なら可愛がって貰えるもん。何にもしなくても、お人形は愛して貰えるでしょ。」
「そっか。」
「うん。あたし、樹のお人形になりたい。何にも考えずに樹だけに愛されていたい。樹だけに優しくされてたいの‥。」
言葉を遮るみたい、樹は、あたしに kissをした。
彼の愛が唇を、舌を通して伝わってくる。
優しくて熱いくちづけ。
胸がキュンキュン鳴いてる。
そっと唇を離して
「愛波ちゃん人形は、どんな風に可愛がって欲しい?」
樹は悪戯な瞳で あたしを見つめた。