Doll‥ ~愛を知るとき
あたしは、首を横に振った。
「まぁ、ええわ。あとで確かめたら分かることや。」
その言葉の意味が何を指すのか分かった。
だけど、もう どうでも良かった。
─ すきにすればいい‥
そう思っていた。
浩也の車に乗り換えて、彼は実家へと向かった。
あたしを見るなり義母は
「気持ち悪いわね。」
と、言った。
夫も子どももいるのに、他の男の人と一晩を過ごして気持ち悪いって。
「酷いママね。ぼくちゃんが可哀想よ。」
そう言って、愛翔を抱きしめた。