Doll‥ ~愛を知るとき
複雑に絡み合った糸は、解けることを知らないまま、哀しみを呼び続けていた。
暴力が生み出すものは、負の感情しか無いと分かっているはず。
なのに、その暴力に頼ることで憂さを晴らそうとする。
誰かのせいにすることで、暴力を正当化して‥。
愚かで、とても哀しいことだと思った。
虐げられて壊れたココロは、その泥濘(ヌカルミ)から出られずに藻掻き苦しんで、正常な判断が出来なくなったココロは、闇を彷徨って‥。
だけど、もう、そんな生活には戻らない。
絡み合った哀しみの糸は、今、解けたんだ。
愛を知ったあたしは、ほんの少しの強さも樹に貰った。
だから‥、