Doll‥ ~愛を知るとき
無駄話をしないのは、癖みたいになっている。
あてがわれた仕事を黙々とこなして、五時までを乗り切る。
流れ作業だからか、時間が経つのが遅い。
時々アクビをしては、また仕事を続けている。
「お疲れさまです。」
五時上がりのパートの人達と並んで更衣室に向かい、帰り支度を整えて、託児所へと足を運ぶ時には、優しい気持ちになっている。
「ママ♪おかえい~!」
ご機嫌な笑顔で駆けて来た愛翔を抱っこして、ほっぺにチュッてkissをした。