Doll‥ ~愛を知るとき


無駄話をしないのは、癖みたいになっている。

あてがわれた仕事を黙々とこなして、五時までを乗り切る。

流れ作業だからか、時間が経つのが遅い。

時々アクビをしては、また仕事を続けている。


「お疲れさまです。」


五時上がりのパートの人達と並んで更衣室に向かい、帰り支度を整えて、託児所へと足を運ぶ時には、優しい気持ちになっている。


「ママ♪おかえい~!」


ご機嫌な笑顔で駆けて来た愛翔を抱っこして、ほっぺにチュッてkissをした。


< 625 / 666 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop