Doll‥ ~愛を知るとき
樹と一緒にお弁当を食べたあと、立ち入り禁止の森で彼とkissをした。
止まらなくなった樹に、ドキドキと鼓動は高まっていた。
だけど、人の足音が聞こえて、慌てて森を出たんだ。
からかったあたしを樹がくすぐって、スネてるあたしに彼は甘いkissをした。
まるで、昨日のことみたい。
鮮明に、まだ覚えている。
懐かしいけど切ない、複雑な気持ちだった。
「ママ。あーくんな、たまごまきしゅきねん。」
愛翔に話し掛けられて、現実へと意識を向けた。
「あーくん、"たまごやき"だよ。」
青い空の下で食事をすると美味しい。
澄んだ空気が そう感じさせてくれる。
「ごちそーさまぁ!」
おなかいっぱい食べた愛翔は立ち上がり、芝生の広場を走り出した。