しわくちゃになったら、会いに行きます。


 お預けを喰らった板富くんは、更に問題まで課せられて、肩を落とした。


 ま、仕方ないよね。


 あたしは頬杖をつく。




 「次の問題は――そうね、空想の世界に旅立ってる紀月さんにお願いしようかしら」




 視線が集中する。


 あたしもか……。


 別に古文は苦手じゃないけど、みんなの前に出て何かをするのは苦手。


 板富くんもろとも、肩を落とした。


 あーあ。


 ツイてない。


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