嫉妬する唇
「アイツら、お前がトイレにたった後すぐ言ってたぞ。『オーロラ姫は変わんないな』って」
「………そんな 」
「だから、お前のソレ気を付けろ。今日何回もやってんぞ」
ペシッと額を軽く叩かれる。
あたし、無意識にまた唇触ってた。
「ごめん」
「ふっ。気付けばいいよ。だけど、お前もうあの席に戻るなよ。俺の隣にちゃんといろ」
「う………ん 」
アイツとくっついていられるのは願ったり叶ったりなんだけど、
あたし達が戻って、二人から急に色っぽい空気を放っちゃったら、きっと女友達は何かあったのだと勘づくだろう。
そして、 質問攻めに合うのは目に見えて分かる。