嫉妬する唇
「なに?その顔」
あたしの顔を見た瞬間、さっきまでの苛立ちがどこかに吹っ飛んでしまったように、口角をあげてニヤつくアイツ。
なぜか余裕なその顔。
それがまた腹立たしい。
「妬いてんの?」
「違っ!そんなわけーー」
「そんな顔して説得力無いね」
あたしの言葉を遮るアイツの言葉。
せめてアイツの唇にグロスでも付いてたら、この胸を押し退けて「ふざけないで」って言えるのに。
アイツの唇に他の女の名残なんて無くて……
あぁ、こうして見ると、男のわりにふっくらとした、キレイな形の唇なんだなぁなんてバカなこと思ったりしてしまう。
視線は唇から離れることができなくて、思わずその唇に手を伸ばしてしまった。
あたしの顔を見た瞬間、さっきまでの苛立ちがどこかに吹っ飛んでしまったように、口角をあげてニヤつくアイツ。
なぜか余裕なその顔。
それがまた腹立たしい。
「妬いてんの?」
「違っ!そんなわけーー」
「そんな顔して説得力無いね」
あたしの言葉を遮るアイツの言葉。
せめてアイツの唇にグロスでも付いてたら、この胸を押し退けて「ふざけないで」って言えるのに。
アイツの唇に他の女の名残なんて無くて……
あぁ、こうして見ると、男のわりにふっくらとした、キレイな形の唇なんだなぁなんてバカなこと思ったりしてしまう。
視線は唇から離れることができなくて、思わずその唇に手を伸ばしてしまった。