紅い龍〜俺に一生ついてこい〜






こいつはほんま反省してんのかどうか…







篤「そういやあ、紅どないしたん?今授業中やで?」





『屋上で寝てたら…邪魔されたから。ここ来た。』




篤「屋上?!バカかお前!死ぬぞ?!」




『毛布持ってった…。』




篤「寝る気満々か!!てか、屋上あいてたんか?」




『ん、ふつうにあいてた。』





篤「おかしいなあ…。あ!ちょっと待っとけ。」


そう言ってあっくんは自分の机をゴソゴソしだした。




篤「あったあった。ほい、これ。」



投げられた何か。



『ん?鍵?なんの?』



篤「屋上の鍵。あそこ普段しまってんねん。屋上なんて基本蒼龍の奴らしか居らんからそいつらには渡してあるけど…。お前、鍵あいてなかったらドアごと潰しそうやから渡しとくわ!」





『あー、おっけ。さんきゅ。あっくん。』



篤「どした?」




『……寝る。』




篤「どんだけ寝るねん!まあ、ええけど。適当に起こすな〜おやすみ。」




そう言ってさっきまで自分で使ってた毛布をあたしに投げた。





さっきはろくに寝れなかったから、あったかいここでたくさん寝る。









------------途中で意識が途切れた



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