誰もしらない世界
翌日、れいかと歩は店でいつものようにすれ違う。
ドン!


歩(いたっ!)
はぁ、またいつもの嫌がらせ?歩はそう思い、れいかに今日は食って掛かってやるんだという気持ちで心の準備をする。
しかし、いつも何かにつけて文句をつけてくるれいかが勝ち誇ったかのような目で歩に、ふふんと笑い横を通りすぎていく。

歩[え、なに?いつもと違うじゃない]

そう歩は思い、腑に落ちない感情のやり場に一瞬困惑をする。
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