誰もしらない世界
そんな歩を差し置き、れいかはルンルン気分で席へつく。

れいかの席には安西がいた。
れいか(安西さーん♪来てくれると思ってなかった!れいか嬉しいわ♪)

安西(れいかさん滅茶苦茶綺麗だからね?あ、何のむ?)

そう安西が聞くとれいかは遠慮することもなく即座に答えた。

れいか(シャンパンが飲みたい❤喉がかわいたのー❤)
そう言い、高額なシャンパンを指差す。

安西(いいよ!何でも!)
安西はにこりと笑い返事をすると、れいかのテンションは頂点に達していた。

れいか(やーん❤うれしい❤)

そう言い、べったりと安西の腕にしがみついていて、れいかは歩の席をちらっと見ていた。

ふん、見なさい。これが私の実力よ。

そう上から歩を見下ろした。
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