誰もしらない世界
ベッドに横たわり歩はケータイをさわり、メールをうつ。
(今から行ってもいいですか)
返事がくる。
(いいよー)
そう返ってきたので歩は身支度を整えた。
ドアを少し開けて、リビングを覗きこむ。
母親はイライラしたのか外へ出掛けていったようだった。
二度と帰ってくんな。
そう、心の中で思った。
(今から行ってもいいですか)
返事がくる。
(いいよー)
そう返ってきたので歩は身支度を整えた。
ドアを少し開けて、リビングを覗きこむ。
母親はイライラしたのか外へ出掛けていったようだった。
二度と帰ってくんな。
そう、心の中で思った。