誰もしらない世界
藤田「ちょっと、調べてみます。」

米村「頼んだよ…」

米村は藤田に神頼みをするように依頼した。

それから数日がたった頃、米村のケータイに藤田から電話がかかってきた。

藤田「もしもし、例の振込先を調べたんですが、何故か行方不明になっている方の名義がそのまま使われているようです。お宅の会社の従業員に過去にサイトウとゆう男はいませんよね?」

米村「雇用はしてないです。」

藤田「そのサイトウって男の名義はどうやら複数の振込先に使われていたみたいで、このタイミングで銀行口座も凍結されてますね。」

米村「例の杉浦との関連性は?」

藤田「杉浦とゆうよりも、この行方不明の男、数年前に火災でなくなってるんです。それも、この男調べた結果なんですが、あの夜の店の客で来ていた男で、れいかとゆうホステスの一番の太い客だったみたいで僕も色々個人的に調べていて偶然名前が一致したんですよ。何かおかしいなと思って調べてみたらそういえばって思い出したんですよ。歩さんも、もしかしたら知っているかもしれない。」
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