終わりを見てからはじまる物語。【仮】


次の日、
入院の準備のために
1日、退院していたはずのユウが
午後2時くらいに
救急車で運ばれてきた。

まだ、戻ってくるには
早すぎる…


「ユウ」

病室に行ってみればーーーー…

なんて顔…してんだよ…


窓際に立って晴れた空を
見上げていた。

「あたしさ…つい
走りたくなっちゃってね」

「…おい…」


「あたし…もう走れないのかな…」

無理して笑うけど。

「変なの。今、こんな元気なのにね」

「ユウ。泣くな…」


ふいに抱きしめたくなる。






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