箱入り結婚のススメ

こうして三人で手をつないで眠るのも、なかなか幸せそうだ。

だけど、まだ舞とのふたりの生活も楽しみたいし……舞の幼稚園の仕事だって、年度途中で放り出すわけにはいかない。


「一緒に風呂入ろうな」

「やだ……」


子作りはもう少し先かな。

だけど、出張を頑張ったご褒美に、温泉旅行が待っている。

絶対に一緒に風呂に入るぞ?
そして、今日触れられない分のエネルギーは、使わせていただく。

舞は俺にとって、永遠の恋人なんだから。



貴也が突然寝返りをうって、俺にしがみついてきた。

なんだ。眠っているのにまた牽制か?
そう思ったものの、無邪気な顔をして眠る貴也に、思わず笑みがこぼれる。

< 449 / 450 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop