箱入り結婚のススメ
俺達の子供も、かわいいだろうな。
だけど、もう少し我慢だ。
もう一度貴也の手を握り直すと、強く握り返してきた。
おい、小さなライバルよ。
俺はお前より舞を知ってるんだぞ?
心の中でそうつぶやく。
大人気ない牽制は、舞を愛している証だ。
あぁ! それにしても……。
隣で眠る舞が遠い。遠すぎる!
突然やって来た小さなライバルは、見事に俺の心をかき乱してくれた。
お前、舞の色っぽい声、知らないだろ?
【小さなライバル END】


