ヤクザは嫌い、です。




そして、朱莉が夢中でペンギンを見ること数分後…



「優斗、次ラッコ…」



朱莉がそう言って、また俺に振り返った…と思うと



何かに気がついたようにハッと止まった。




…なんだ?





俺もつられて振り返ると、



そこには大きなイルカのぬいぐるみを持った、小さな子供がいた。








< 205 / 263 >

この作品をシェア

pagetop