ヤクザは嫌い、です。

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連れて来られた場所は屋上だった。


いつも人気の無いところだったりするから、今も私たち以外には誰もいない。



一体何の用なんだろ…ってか木戸とまともに話す機会すら無かったのに
用なんてあるの？
謎だ…



別に今も怖いとは思って無いけど


面倒なことにはなりたくないし、早く帰りたい…


そんなことをグダグダ考えていると、木戸が突然私の方に向き直り
口を開いた。



「一つ忠告しておく。」





…は？忠告？


いきなり何を言い出すかと思いきや…意味が分からない。