不機嫌でかつスイートなカラダ ベリーズ文庫版
「なんで?」


卓巳君の表情が曇る。明らかに不機嫌そうだ。こんな卓巳君を見るのは初めてかもしれない。


エッチを拒んだから、怒ってるの?
嫌われたの?
どうしよう……。


途端に鈍る、私の決心。次の言葉が出てこない。

そんな私を見て、卓巳君はなにを思ったのか、今度は首筋に唇を這わす。

ファスナーはどんどん下げられていく。それに伴って、私の体温も心拍数もどんどん上昇する。

体はもう彼を受け入れそうになっている。

このまま流されてしまいそう……。
でも、ダメ。


「やめてっ」


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