不機嫌でかつスイートなカラダ ベリーズ文庫版
両手で卓巳君の体を押した。


「なんで今日はダメなんだよ?」


相変わらず不機嫌そうな卓巳君。

私は手にしていたクッキーの紙袋をギュと握りしめる。

今日はダメ。エッチはしないって決めたんだもん。ちゃんと話がしたいの。


「卓巳君、あのね、私っ……キャッ」


背中が壁に押し付けられた。その衝撃で紙袋を床に落としてしまった。

「エッチしちゃダメなんて、聞いてやんねーよ?」


卓巳君は口の端を少し上げてニヤリと微笑むと、また私の唇を奪った。

ワンピースの裾を捲り上げられ、彼の手が脚に触れる。

すでに背中のファスナーは最後まで下ろされていた。

ワンピースはあっという間に脱がされ、床にストンと落ちた。


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