不機嫌でかつスイートなカラダ ベリーズ文庫版
「萌香ちゃんて、オレのタイプなんだよねぇ」
彼は顔を近づけると、両手を壁について、私を囲んでしまった。
なんとか懸命に彼から逃れようとするものの、それ以上うしろに下がることはできない。
彼の手が私の髪に触れた。
「ねぇ。この色、地毛? 柔らかいね……」
私の髪をひとつかみ手にとって、指に絡ませる。
髪の1本1本に神経が通ってるんじゃないかって錯覚するぐらい、そこから全身に信号が送られる。
悪寒が走って、背筋がぞくりとする。
「やだ、やめてよぉ……」
触れそうなぐらいに近づく彼の体や口から、鼻につくほどのお酒の臭いがする。
さっきは気づかなかったけど、よく見れば顔も首もまっ赤だ。
一体どれぐらいお酒を飲んだんだろう。
彼は顔を近づけると、両手を壁について、私を囲んでしまった。
なんとか懸命に彼から逃れようとするものの、それ以上うしろに下がることはできない。
彼の手が私の髪に触れた。
「ねぇ。この色、地毛? 柔らかいね……」
私の髪をひとつかみ手にとって、指に絡ませる。
髪の1本1本に神経が通ってるんじゃないかって錯覚するぐらい、そこから全身に信号が送られる。
悪寒が走って、背筋がぞくりとする。
「やだ、やめてよぉ……」
触れそうなぐらいに近づく彼の体や口から、鼻につくほどのお酒の臭いがする。
さっきは気づかなかったけど、よく見れば顔も首もまっ赤だ。
一体どれぐらいお酒を飲んだんだろう。