不機嫌でかつスイートなカラダ ベリーズ文庫版
あの時、合コンに来てた人達以外も、みんな知ってたんだ。

私と卓巳君が出会った日にしたこと。

みんな、そういう目で見てたんだ。

そして笑ってたんだ。誰とでもすぐにしちゃう軽い女だって……。

なんだ、そうだったんだ……。

私って、ホントバカ。

この恋は体から始まったけれど、それでも卓巳君を想う気持ちは純粋なものだって思ってた。

ううん、そう信じたかった。

だけど周りからしたら、私なんて出会ってすぐにエッチしちゃうような女に見えるんだ。


「だからさ、ホテル行こ?」


私の腕はさらにひっぱられた。


「やだ……」


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