不機嫌でかつスイートなカラダ ベリーズ文庫版
慌てて口元を覆う。


「いやあの、キャラっていうかなんていうか……」


しどろもどろな私に、和美さんはクスリと笑った。


「あはは、お店でのこと言ってんの? あんなの営業用に決まってんじゃん。萌香さんて、ホント卓巳の言ってた通りの子なんだね」

「えっ? 卓巳君、私のこと、なんて言ってたんですか?」

「『すごく純粋で人を疑うことを知らない』って。『あんなんじゃすぐに騙されちゃうんじゃないか』って。でも、そういうとこがあぶなっかしくて、ほっとけないんだってさ」

「そっ、そんなこと言ってたんですか?」


かぁっと顔が熱くなる。

卓巳君、そんな風に私のこと思ってくれてたんだ。


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