不機嫌でかつスイートなカラダ ベリーズ文庫版
さらに声を小さくして優一君に言う。
「ちょっと待って。卓巳君は私のことを“彼女”だと思ってたの?」
「そのつもりだったみたいだよ?」
「そんな……。だって、卓巳君、なにも言ってくれないんだもん。『好き』とか『付き合って』とか、一言も言ってくれなかったんだよ? それなのに彼女だなんて……」
「だからアイツはアホだっつーの」
その時、ステージにいる卓巳君のセリフが私の耳に届いた。
「肝心なことは目に見えないんだ。心で見るもんなんだよ」
同時に優一君がプッと吹き出した。
たしか、さっき合コンで言ってた。卓巳君の最近の口癖だって……。
『肝心な事は目に見えない。心で見るもんなんだ』
これも劇の中のセリフだったんだ。
「ちょっと待って。卓巳君は私のことを“彼女”だと思ってたの?」
「そのつもりだったみたいだよ?」
「そんな……。だって、卓巳君、なにも言ってくれないんだもん。『好き』とか『付き合って』とか、一言も言ってくれなかったんだよ? それなのに彼女だなんて……」
「だからアイツはアホだっつーの」
その時、ステージにいる卓巳君のセリフが私の耳に届いた。
「肝心なことは目に見えないんだ。心で見るもんなんだよ」
同時に優一君がプッと吹き出した。
たしか、さっき合コンで言ってた。卓巳君の最近の口癖だって……。
『肝心な事は目に見えない。心で見るもんなんだ』
これも劇の中のセリフだったんだ。