不機嫌でかつスイートなカラダ ベリーズ文庫版
一方、優一君はクスクス笑いながら、さらに腕に力を入れて私を引き寄せる。まるでステージに向かって、挑発するような笑みを浮かべて。
「卓巳が言ってたのはね。『合コンでめちゃくちゃかわいい子、ゲットした』ってさ。あの合コンの後、しばらくうれしそうに誰彼かまわず自慢してた。おまけにあいつ、卒研が手につかないぐらい萌香ちゃんのことで頭いっぱいだったし。だから研究進まなかったんだよ。さすがに最近になって焦り始めたみたいだけど」
「ええっ……」
息がかかるほど近づいていた優一君の顔を、私はまじまじと見つめる。
信じられない……。
私、そんな風に思われてたんだね。
胸になにかがこみ上げてくる。
うれしくて……なのに、なぜか泣きそうになる。
あ……ダメだ。
私はうるうるの瞳で、優一君を見つめる。
「卓巳が言ってたのはね。『合コンでめちゃくちゃかわいい子、ゲットした』ってさ。あの合コンの後、しばらくうれしそうに誰彼かまわず自慢してた。おまけにあいつ、卒研が手につかないぐらい萌香ちゃんのことで頭いっぱいだったし。だから研究進まなかったんだよ。さすがに最近になって焦り始めたみたいだけど」
「ええっ……」
息がかかるほど近づいていた優一君の顔を、私はまじまじと見つめる。
信じられない……。
私、そんな風に思われてたんだね。
胸になにかがこみ上げてくる。
うれしくて……なのに、なぜか泣きそうになる。
あ……ダメだ。
私はうるうるの瞳で、優一君を見つめる。