不機嫌でかつスイートなカラダ ベリーズ文庫版
やがて、ある部屋の前で優一君の足が止まった。


「うぃーっす」なんて言いながらドアを開ける。


「キャハハハハハハ」


途端に部屋の中から、女の子達のかん高い笑い声がする。


「いや、マジだって。オレの舌のテクニック、ハンパねぇし。なんなら試してみよっか? オレ、マジですごいっつの」


これは卓巳君の声だ……。


「もぉ、関口(せきぐち)サイテー。てか、その言い方、なんかエロい」


なにこの会話。

舌のテクニック?
試す? 
エロい?


頭の中に、卓巳君と女の子達の会話がぐるぐると巡る。

なんだかこの会話ってチャラくない?

卓巳君っていつも大学の女の子達とこんな話してるのかな……。


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