絶体絶命!死のバトル
「そっか……。」

そう言って、広也はあたしの前から去った。

なんだったの?…本当に。

一気に緊張が解けて、へなへなと座り込んでしまった。




え、なんであたしに聞いたの?


あぁー、広也が好きって言っちゃう所だった。
危ない危ない…。

…でも、もう最終戦…。

伝えた方がいいのかな?
でも、どうせ消える存在。


…広也を、困らせるだけだよね。


あたしなんかの事で…。

広也を、困らせたくなんか









ない。








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