ずっと、好きでいる。








「・・・・・・・・・・・・その、オカンの・・・・・・藍さんのお父さんの言葉は、素直に受け入れて良いんですか?? それとも、オレの幸せとか言いつつも、遠まわしに『オレが邪魔』って事を言いたいんですか??」








今度は優貴が藍の代わりに口を開いた。







しっかり藍の父親を見つめる優貴。








「・・・・・・・・・・・もし、そのまま受け取ったとして、オレは幸せになりたいから、藍さんにオカンになって欲しいです。 藍さんのお父さんとお母さんに、何の血の繋がりのないオレを『孫として受け入れて下さい』なんて調子の良い事は言いません。 ただ・・・・・・・・・オレに・・・・・・・ボクにオカンを下さい」








オレと藍に挟まれて座っていた優貴が、その小さな身体を折り畳んだ。








「・・・・・・・・・・・藍さんのお母さんの言う通り、ボクにも反抗期が来るのカモしれません。 藍さんをウザく感じたり、藍さんがボクを嫌ってしまう事もあるカモしれません。 ・・・・・・・・でもボク、藍さんとケンカするの、ちょっと楽しみだったりするんですよ。 ボクは男だから、藍さんに手を挙げる事は絶対にしません。 藍さん、頭の良い人だから、今は口ゲンカで到底敵わない。 でも、いつか勝ちたいなーって思います」







そう言いながら、頭を下げていた優貴が少しだけ顔を上げ、藍の母親の顔を見た。







そして、何かに気付いた様に、優貴の眉がピクっと動いた。
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