ずっと、好きでいる。
子どもたちが順番に次々と作文を発表していく。
優貴の番がどんどん近づいてくる。
優貴ではなく、むしろオレらの方に迸る緊張感。
オレの家族は、やっぱり一般的な家庭とは少し違う。
優貴は、藍の事もオレの事も好きだと言ってくれた。
普段、楽しそうに過ごしている様にも見える。
だけど、本当の腹の内は分からない。
少し力が入ってしまっている藍の肩にそっと手を乗せると
藍がその手を握った。
「優貴が何を言ったとしても、しっかり受け止めような。 これからも、藍とオレとで大事に大事に優貴を育てような」
「うん」
藍の手を握り返した時、優貴の番が回ってきた。