ずっと、好きでいる。








「・・・・・・・・・・ワタシが、どんな思いで結婚諦めたと思ってんのよ」







悲しいのか、怒っているのか。 藍の赤くなった目に涙が溜まっていた。








「・・・・・・・・・・優貴くんは、他の子に比べたらちょっと複雑な環境にいるから、他の子より自分は不幸なんじゃないか??って思う事もあると思う。 でも、優貴くんには大貴がいる。 大貴はいつだって優貴くんの味方でいるから。 味方がいる優貴くんは、不幸なんかじゃない。 ・・・・・・・・・・だから、2人でしっかりやんな」







そう言うと藍はすくっと立ち上がり、オレの肩を『ポン』と叩くと、そのまま病室を出て行った。







藍の出て行ったドアをボーっと見つめる優貴。







「ゴメンな。 優貴、具合悪いのに。 ・・・・・・・・・でも、悪いヤツじゃないんだよ、藍。 イイヤツなんだよ」







優貴の頭を撫でる。








「・・・・・・・・・・・」








優貴は無言でドアを見続けていた。
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