ずっと、好きでいる。
ふとパソコン机に目をやると
パソコンの傍に、見覚えのないノートが置いてあった。
ノートを手に取り、捲る。
ノートには、1番近くにある小児科、救急病院、薬局、人気のある子供服のお店の電話番号と住所。 公園、図書館の在り処。 オレでも簡単に作れるであろう、弁当のレシピ。 薬箱の収納場所などが、藍の綺麗な字で書かれていた。
「・・・・・・・・・・・藍ッッ」
藍は、最後の最後まで優しかった。
藍は、どこまでも優しい。
ノートを握り締め、声を殺して泣いた。
オレ、藍の事、こんなにこんなに好きなのに。