クローバーの起こしたキセキ
「はーい」
私は適当に返事をする。
返事をした瞬間、女子たちの鋭い視線が突き刺さる。
童君が私の方へ歩いてくる、性格には私の隣の机に。
「一緒のクラスだね、これからよろしく!」
座って、鞄とか全部を片付けた後で、私に小声で囁いた。
「これで終わります、ありがとうございました」
「「「「ありがとうございました」」」」
四時限目の理科を終え、私は碧海の元へ向かう。
碧海は私が来て居ることに気付かない。
そういえば、三時限目が始まった時から顔色悪かったな。
心配しながら声を掛ける。
「碧海、どうしたの?三時限目始まった時から顔色悪かったよね?」
こう聞いた瞬間、碧海は私の方を向いた。
目には涙が溢れかけてて、泣き出す寸前だった。
「麻美〜、私・・・・・浮気されてるかもしれない・・・・・!!」
部長さんが!?浮気!?
「碧海、詳しく教えて!早く!」
碧海は頑張って、泣かずにいたけど声はずっと上ずっていて泣くのを我慢して居るのがすぐ分かった。
「麻美、あのね・・・・・」
それから碧海の話を聞いて、事情はかなり詳しく分かった。
「つまり三限目の美術の移動教室の時に部長さんが年下のかわいい女の子の抱きつかれてた。
部長さんは照れてたけど満更でもなさそうだった、そう言うこと?」