狼くんは発情期

そしたらようやくゆうくんが私の口にチャーハンを入れてきた。

もうチャーハンの味なんて、まったく分からないけど

すこしたつとチャーハンの味が口に広がった。

「お、おいしい」

私がそういうと。

「そんなに俺のキスがおいしかった?」

「そっ!ちゃっチャーハンが・・・美味しかったです。」

ゆうくんがそんなこと言うから私は急に敬語になっちゃった。

ゆうくんのキスは嫌いじゃないけど

ずっとこんなことしていると

せっかくゆうくんが作ってくれたチャーハンの味が分からなくなってしまうので

「ゆっゆうくん・・・普通に食べよ?」

とお願いすると

ゆうくんは しょうがないな。 と言ってくれた。


ようやく普通に食べられる・・・と思ってチャーハンを食べようとすると。

「あれ?ゆうくんスプーンが1個しかないよ?」

スプーンが今使ったものしかなかったので

もう一個とりに行こうとソファーから立ち上がると・・・ゆうくんが。

「いいだろ一個で。」

と言った。・・・けど。

そっそれって!間接キスってことだよね!?

と思い「でもやっぱ・・・」

するとゆうくんが立ちあがっていた私を無理矢理座らせた。

「ひみは俺ことだけ聞いてれば良いんだよ。」

なんていうからもう私が折れて

2人で1つのスプーンを使ってチャーハンをたべた。

同じスプーンだから緊張して味が分からなくなるし・・・。
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