紅Ⅱ(クレナイ)~解き放たれる鎖~


店の中へと姿を現した人物…、


それは腕を組んだ、蓮とルキアだった。



それを目にした瞬間、目の前が真っ赤に染まった気がした。




何故、蓮がルキアと一緒に来たの?


蓮と視線が絡まり合う。





ドックン---


胸の鼓動があまりにも大きく高鳴ってしまい、抑えるように自分の胸に手をあてた。



強いその視線は私を貫き、その瞳から熱い何かを感じて胸が疼いた。




蓮?


しかしその視線が私の横へ移ると少し目を見開き、そのまま冷めた瞳へと変わってしまう。




そこではっと気付いた。



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